キャットフードはどうやって選ぶ?
猫を飼うにあたって、絶対に必要なのは猫のご飯、そうキャットフードです。初めて猫を飼うことになったけど、キャットフードの種類がたくさんあって何を選べば良いか分からない!そんな方も多いのではないでしょうか?私はまさにそうでした。
今回はキャットフードの種類やそれぞれのメリット・デメリット、うちでのキャットフードの与え方をご紹介します。
キャットフードの種類
キャットフードを選ぶ時の注意点は「総合栄養食」と記載があるフードを選ぶこと。総合栄養食とは、猫が1日に必要とする栄養をバランスよくとれるフードのことです。総合栄養食と水を与えることで、栄養に偏りがなく健康を維持できます。
ほかには「一般食」や「副食」といった総合栄養食と一緒に与えるべき「おかず」扱いのフード、「療養食」という獣医さんから指示で与えられる食事療法のためのフード等があります。
食事は手作りという方もいますが、猫初心者にとっては正直ハードルが高いです。総合栄養食に加えて少しだけ手作りのゆでささみを添える等は良いかと思いますが、まずは猫との生活の経験を積んでから、手作り食にはチャレンジすることをおすすめします。
ドライフードとウェットフードどちらを選ぶ?

ドライフードでもウェットフードでも猫の嗜好に合わせて大丈夫ですが、それぞれのメリット・デメリットを読んで、自分と猫に合う方を選択しましょう。
ドライフードは、水分が10%以下と乾燥しており、常温で保存できます。カリカリと固めの粒で歯垢も溜まりづらく、比較的安価かつ2kgサイズで購入できるため、ドライフードを食べさせている飼い主さんも多いと思います。
対してウェットフードは、缶やパウチに入った約80%の水分が含まれるキャットフード。フレークタイプや、パテ状、スープタイプ等形状は様々です。水をあまり飲まない、もしくは泌尿器系の病気がある猫には特に適しています。

わたしのおうちはドライフードだよ。今はチキン味だけど本当はサーモン味がすき。
もし元々猫をお世話していた方がいるのなら、どのフードを食べさせていたか聞いてみましょう!ただでさえ環境が変わってストレスを感じている猫にとっては、保護主さんや保護センターで問題なく食べていた慣れ親しんだフードの方が負担が少ないです。
一緒に暮らし始めて、新しいフードに変える時も、元々のフードに少しずつ混ぜていき、7日間ほどかけて完全に移行させるようにしましょう。急にキャットフードを変えると、慣れないフードの消化がうまくできずに、便がゆるくなったり吐いてしまうことがあるので、注意が必要です。
私もにぶをお迎えする時に保護主さんからキャットフードの銘柄を教えてもらい、同じフードを与えるようにしています。
猫によって好みの食感や味も違うので、最初は少量のサンプルで色々と試してみて、好きなフードを見つけるのもよいでしょう。
猫のご飯のタイミング

キャットフードのあげ方はおうちによってそれぞれだとは思いますが、うちの場合は朝7時~8時に1回、夕方7時~8時に1回の1日2回に分けて与えています。
猫は与えた量を一度に食べきらず少しずつ食べることが多いのでお皿はキャットフードを入れたまま出しっぱなしで、次に入れる時に一度洗ってからキャットフードを入れています。ウェットフードの場合だと匂いも強く傷むのが早いので、衛生面を考えると出しっぱなしは避けた方が良いかもしれません。
キャットフードの与える量とかかる費用
うちで食べているキャットフードの場合は、パッケージに書いてあった1日の給与量の目安が猫の体重が4kgの時に55g、5kgで65gでしたので、間をとって1日60gを与えていました。2kgサイズだったので、33日=約1ヵ月でちょうど1袋が終わるくらいのペースです。
今は同じシリーズの減量用キャットフードをカロリー計算をした量で与えていますが、もし同じキャットフードを食べ続けていた場合 月1袋 約3,100円x12ヵ月で約37,200円がキャットフードにかかる年間費用になります。
キャットフードを選ぶ時は、猫にかけられる予算に合わせて選ぶことをお忘れなく。
キャットフードはどうやって選ぶ?まとめ
ドライフードとウェットフード、どちらとも、各キャットフードブランドからかなりの種類が販売されているので、初心者には何を食べさせたら良いのか悩むところです。
私がおすすめするのは、元々保護猫だったら 保護主さんや保護センター に何を食べさせていたのかを聞くこと。環境に慣れてきてから、新しいキャットフードを与える方がお互い負担が少ないハズです。