猫のトイレを置く場所と匂い対策!
こんな場所には注意しよう
「猫用のトイレってどこに置いたらいいの?」
飼い始める前には猫にご飯をあげる場所や、猫に寝てほしい場所などを考えると思いますが、中でも迷うのは、猫のトイレの設置場所!
猫のトイレにはどんな場所がおすすめなのか、匂いはどれくらいするのかといった、猫のトイレの場所についてご紹介します。
猫のトイレを置く場所のポイント
猫のトイレを置く場所はどんな場所が良いのでしょう?猫のトイレを設置する場所のポイントを3つまとめてみました。
- 静かで安心できる
- 人と目線が合わない
- フードとは距離を空ける
静かで安心できる
猫はトイレが終わった後に無事用を足せたことを喜んで走り回るような「トイレハイ」があるくらい、猫はトイレ中は無防備になります。そんな時に、トイレの周りで大きな音がしたり、何かがぶつかったりすると、とても落ち着きませんよね。
猫のトイレは、人通りが少なく、洗濯機やテレビなど大きな音がするものが無い場所に設置しましょう。
人と目線が合わない
人通りが少ないと言っても、例えば人がよく集まるリビングテーブルやソファの向かいで、常に人と目が合うような場所だと猫も落ち着きませんし、常に視界に猫のトイレが入っているのも考えもの。排泄中の猫とばっちり目が合うような配置は避ける方が無難です。
フードとは距離を空ける
猫がご飯をするところと、猫のトイレは近づけすぎないようにしましょう。人間もそうですが、トイレの匂いがする場所でご飯を食べたくないのは猫も一緒です。
猫のトイレ、匂いが気になる?
猫のトイレを置く場所が限られていて、どうしてもリビングルームや部屋の隅等に置く場合は、猫のトイレの匂いも心配ですよね。
私も飼い始めるまで、猫のトイレの匂いはどれくらいなのか分からず、どこにトイレを設置しようか悩みました。結論から言うと、システムトイレを使っていて下の予防策をしておけば、うんちの直後以外はほとんど猫の排せつ物の匂いはありません!
うんちの直後は避けようがないので、すぐに片付けるようにして換気をするのがおすすめです。あまりにも匂いがひどかったり、今までと違う強い匂いになった場合には、病気の可能性もありますので獣医さんに相談してみましょう。
消臭効果の高い猫砂を選ぶ
システムトイレで使うのは固まらない猫砂ですが、様々な素材があります。その中でも、木製やおから製の猫砂は猫砂自体からは木やおからの匂いがしますが、消臭効果が高く安全な素材と言われています。
シリカゲルの猫砂は乾燥材に使われることも多い素材で、消臭効果は非常に高いですが、鉱物のため燃えるゴミでの処理ができなかったり、猫の粘膜にくっついて口内炎や潰瘍を起こしてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
猫によっては好きな猫砂があるかと思いますので、猫の抵抗がない範囲で消臭効果の高い猫砂を選んでみましょう。
猫のトイレは定期的に洗い、清潔に保つ
猫砂やトイレシートを頻繁に変えていても、トイレ本体も綺麗にしないと長く使っているうちにトイレ本体にも匂いが染みついていきます。月に数回、少なくとも1回はトイレ本体も洗うようにしましょう。
猫トイレの洗い方についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
臭い消し用のスプレーを常備
臭い消し用のスプレーは市販のものでも良いですし、自分で手作りをしても良いです。
おしっこはアルカリ性なので、酸性のミョウバンやクエン酸、うんちの匂いは弱アルカリ性の重曹を使って消臭できます。水で溶かして薄めたものをスプレーボトルに入れて、猫のおしっこの後や、うんちを取り除いたあとに吹きかけます。
人間の食品で使われるようなものであれば、猫が少量舐めたとしても安全です。手作りで作る消臭スプレーは長期保存には向きませんので、つくったら10日~2週間程度で使い切るようにしましょう。
猫トイレ、こんな場所は注意!

ポイントをおさえて、猫がいつでもトイレに行ける場所であればどこでも問題はありませんが、以下の場所に置く場合はすこしだけ注意してください。ちなみに、うちでは、リビングルームのソファの後ろに置いています。
玄関
家族が多ければ人通りも多く、また宅急便や来客などで知らない人も通るため、あまりお勧めできません。また、玄関が開く音に驚いて、トイレから飛び出してそのまま外に脱走してしまう恐れもあります。
洗面所・お風呂場
洗面所やお風呂場は人通りもあまり多くなく、普段の生活スペースとは離れていて、換気扇も使えるため、猫トイレを設置する方も多いと思います。
その際は、猫がいつでも入れるように人が使っている場合でもドアを少し開けておくこと、またお風呂に水をためておく時など誤って猫が入っておぼれてしまったりしないように注意してください。
猫のトイレを置く場所と匂い対策!こんな場所には注意しよう まとめ
自分の部屋の中で、猫のトイレを置くのにぴったりの場所は見つかったでしょうか?
すべてのポイントを完璧にクリアできなくても、例えば人目を避けるためにドーム型のトイレやトイレカバーを使ったり、換気扇がないところでは空気清浄器や消臭器を使ったりと工夫できることはたくさんあります。
猫のトイレの場所ももちろんですが、清潔に保つこともとても大切ですので、場所を決めて設置した後の掃除もがんばりましょう!